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面白く読んで,概括をつかむにはよいが。。。「ゆとり教育世代」はどういう者たちか?
その人たちが会社に入ってくるとどんなことが懸念されるか?
について,総括的にわかりやすくまとめられている。
現在の30代前半くらいからの、“ナイーブ”な世代も、流れ的にはすでに「ゆとり教育」世代であったとの分析は、自分もその世代にいるものとして実に納得。
ただし,いろんなデータ等を用いながらも考察は浅く,あくまで著者の経験の範囲内から導き出された断定調の書きぶりは,好き嫌いがわかれるだろう。
このあたり,考察対象が一部重なる,湯浅学の「反・貧困」という超良書とは対照的。
題名とは違い、むしろ「ゆとり教育“世代”」を擁護する内容・・・と著者は後書きで述べているが,やはり,よくある「ゆとり教育」を一方的に断罪して悦にいっている類のもの。
いわゆる「ゆとり教育」論争についての分析,この世代の「自己愛」の強さというキーワードの抽出は鋭いが,全体的に,良くも悪くも『週刊誌』の記事のような内容である。
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